肩こり / 頭痛 / 股関節痛

肩こり

肩こり
【肩こりが起きる理由】
1.ストレスによる筋緊張
2.同じ姿勢での作業
3.長時間のスマホ操作
4.慢性的な運動不足
5.首や肩の冷え


肩周辺筋肉への血行障害
1.自律神経バランスの乱れ
交感神経緊張状態による血管収縮
2.筋肉の過労
筋肉の緊張の持続または収縮の繰り返しによる疲労
3.神経障害
頸椎から出る別枝神経の勘違いによる二次性肩こり


【ほおっておくと負のスパイラルに陥る】
血行不良 → 筋肉中の鬱血・浮腫 → 
代謝産物の蓄積 → 不快感・痛み・筋緊張 
→ さらに血管圧迫


【血液循環が悪くなると肩が凝る!!】
肩こりは筋肉がこわばることで、肩から背中にかけ、
感じる不快な症状の状態をいいます。
その原因の1つが血行不良で、筋肉に沿って流れる
血液の流れが滞ることで筋肉の老廃物が蓄積し、
血管が圧迫され、痛みや筋緊張感といった
肩こりの諸症状をもたらします。
肩こりの症状は痛みの度合いや部位により異なるが、
いずれにしても滞った血液の流れを良くする事で
肩こりの症状は緩和されます。


【肩こりが背中まで広がる理由】
「肩」は複数の筋肉で構築されており、
筋肉によって役割は様々です。
その中で、肩こりに最も関係が深い筋肉は
「肩甲拳筋」と「僧帽筋」です。
肩甲拳筋は腕を持ち上げる等の役割を担い、
僧帽筋は頭を一定角度に保ったり、
胴体を固定する筋肉です。これらの筋肉は、
周辺の筋肉とつながっている事から
肩から背中にかけて広範囲のこりに影響を与えます。
血行が悪くなり、背中の筋肉が硬くなることは、
肩こり等に大きな影響を与える原因となります。


≪お薦めのコース≫
■女性で肩こり / 片頭痛 / 足の冷え / 生理痛があれば
①『自律神経の調整鍼灸コース』
②『血の道・ホルモン調整コース』
をお薦めします。

■男性肉体労働者、スポーツされる方の肩こりは、
『電気鍼治療コース』、『スポーツ中国鍼コース』
デスクワーク、ストレス、が気になる肩こりなら、
『自律神経の調整鍼灸コース』をお薦めします。

頭痛

頭痛の種類
【一時性頭痛】
片頭痛
緊張性頭痛
群発頭痛
緊張性頭痛と片頭痛の両方の性質を持つ痛み


【二次性頭痛】
くも膜下出血
脳腫瘍
脳出血
高血圧
髄膜炎
脳梗塞
慢性硬膜下血腫
※早めに病院を受診致しましょう!


【片頭痛】
片頭痛とはこめかみ部分の動脈や脳の血管が広がり、
その周辺の神経が刺激されて起こる頭痛です。
主に頭の片側にズキンズキンと脈打つように痛むのが特徴ですが、両側に痛みを感じる方も多いです。
片頭痛に特有の前兆を伴う方もいます。前兆は頭痛の起こる前の症状で、キラキラした光、ギザギザの光など「閃起暗点(せんきあんてん)」と呼ばれる症状が視野の中にあらわれる事があります。その他の前兆として、空腹感、あくび、イライラなどの症状、半身の脱力感やしびれや言語障害など個人の特徴により様々。
前兆は長くなく、ほとんどの方は60分以内に終わり、
その後に痛みを伴います。


【緊張性頭痛】
緊張性頭痛は 痛みの継続時間が30分~7日間続いたり、
頻度も月数回~15日以上と個人差が大きくなる。
片頭痛と大きく違い、締め付けられるような
非拍動性の頭痛で、片側ではなく、
両側で鈍い痛みを伴います。吐き気を伴うこともなく、
頭痛のために日常生活に支障が出ても
痛みが増幅することなく、長期間寝込む事もありません。
身体的なストレスとして、長時間のデスクワークや
車の運転のように、前かがみで同じ姿勢を続けた事により、
血行が悪くなり酸素や栄養分の供給が不十分となります。
その結果、首頭の筋肉が緊張し頭痛が起こりやすくなります。
血行が悪くなると血流が悪化するため、
肩や首を冷やしすぎない事も大切です。
また、枕の高さが合わない事も首の神経を圧迫し、
負担が大きくなるため一度見なおしましょう。
身体的な面だけでなく、精神的なストレスを抱えやすい
真面目で神経質なタイプに多いのも特徴です。
現代社会の問題点として挙げられる
人間関係や仕事のプレッシャー、
悩みなどで神経や筋肉が緊張する事によっても
頭痛が引き起こされることがあります。

・後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような痛み
・毎日のように朝から晩まで一定の鈍い痛みが続く
・頭を圧迫したり、ハチマキを引き締めたような痛み
・肩や首のコリ、目の疲れを伴う
・デスクワーク後の帰る夕方頃に痛むことが多い
・軽いめまいを伴う事がある


【群発頭痛】
目の周り~前頭部、側頭部にかけての激しい頭痛が
数週間から数カ月の期間に集中して起こることが特徴です。
片側が痛くなるのは片頭痛と同じですが、
目の奥がえぐられるようなほどの耐えがたい強い痛み、
目の充血や涙・鼻水等の症状があらわれる頭痛です。
また、期間もほぼ毎日のように同じ時間に起こります。
多くの方は明け方の時間に痛みを伴い、
20~30代の男性にも多く見られます。
頭痛中は落ち着かず、興奮した状態になるほど痛みを感じます
・目の奥がえぐられるような強烈な痛み。
・数分、数時間感覚で痛みが起こる事があります。
特に寝ている最中にも頭痛が起こりやすい。
・決まった時期や時刻に痛むことが多い。
・痛みの前兆として、数分前に目のかすみや
首の張りを感じられる方もいます。


【緊張性頭痛と片頭痛の両方の性質を持つ痛み】
頭が締め付けられるような痛み(緊張性頭痛の特徴)
とたまにズキンズキンする強い痛みや吐き気がある
(片頭痛の特徴)場合のどちらも感じられる場合があります。
片頭痛と緊張型頭痛では対処法が異なるため、
痛みが出やすい傾向を記録にとることで慌てずに対処できます。

股関節痛

【変形性股関節症】
クッションの役目を果たしている軟骨の摩耗などにより、
骨盤の臼蓋(股関節の受け皿のような部分)と、
大腿骨の骨頭(先端が丸くなった骨)が変形することで、
痛みや動かし辛さ、両足の長さの違いなどが生じる病気
中高年の女性に起こりやすいが、
臼蓋が小さ過ぎるといった臼蓋形成不全などで
生まれつき股関節が傷みやすい人なら
若年でも起こり得る。


原因
股関節は、大腿骨頭という先端が丸くなっている骨が
骨盤側のくぼんだ臼蓋にフィットしており、
よって足を前後左右斜めに動かせるようになっている。
歩くことで股関節には負荷がかかるが、
正常な状態ではクッションの役割を果たす軟骨が
衝撃をやわらげているため、大きな問題は起こらない。
しかし、加齢などによって軟骨が摩耗すると、
少しずつ骨が変形して炎症が起きてしまう。

一般的に体重が重いほど股関節の負荷が大きいため、
軟骨が減りやすくなる。
臼蓋が小さ過ぎるといった臼蓋形成不全に
気づかないまま長年過ごし、
中高年になって痛みが出る場合もある。
臼蓋形成不全は、乳児の頃に足を伸ばしてあてる
タイプの布おむつにより股関節の角度が浅くなった
ことに関係があるといわれているため、
紙おむつが主流になった近年では
形成不全は減少している。


症状
関節の痛み、関節の動かしづらさ、両足の長さの違い、
それに伴う歩きにくさが代表的な症状。関節の軟骨がすり減り、
関節の隙間がわずかに狭くなる初期では、
起き上がったときや立ったとき、歩き始めたときなどに、
足の付け根に何となく違和感がある程度。
おしり、太もも、ひざに痛みやこわばりがある場合も。

関節の軟骨の摩耗と変性が進行するにつれて痛みが増し、
安静にしていても常に痛んだり、
夜寝ていても痛みが続いたりすることがある。
その状態になると、長い時間歩くことと
立っていることがつらくなり、
階段の上り下りに手すりが欠かせなくなるほか、
足の爪切りや靴下を履くこと、
正座をすることも難しくなるため、
日常生活に支障を来たすことが多い。

上記の様に、股関節そのものに変形や形成不全ではない
痛みであれば当院の対象となります。

股関節は、⁽骨盤⁾と大腿骨⁽太ももの骨⁾との関節ですので、
骨盤のゆがみや捻じれなどによる、
股関節周辺の筋肉や腱、靭帯などの過度な負担により
痛みがでることが多々あります。

この場合は、
①.骨盤調整
②.妊娠中の骨盤調整
③.産後の骨盤調整をお薦めします。

股関節周辺やお尻の筋肉が固まっている場合の痛みは、
『スポーツ中国鍼治療』をお薦めします。
こちらのコースは、長鍼の中国鍼を用いて
深部の筋肉や腱、靭帯にアプローチし
血流の改善により柔らかくすることで
痛みを取り除いていきます。

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